例えばここで「真っ白い画用紙に唇を描いた絵と、新聞紙に唇を描いた絵があるとすればどっちが綺麗?」という質問に、絵を見てもいないのに皆さんは「真っ白い画用紙の方」ってこたえるでしょう。
新聞紙なんて極端でなくとも、自分の顔はちょっぴりのシミでも許しがたいものです。
つるんつるんのむき卵みたいな真っ白な肌を目指して頑張りましょう。
シミを消したい10代、20代が悩むシミの原因を詳しく探り、正しいスキンケアをご紹介します。
そして皆様の生活にお役にたてれば嬉しいです。
目次をチェック!
10代、20代にはシミを作る紫外線がいっぱい
シミの原因となるメラニンの発生は紫外線によるものとされていて、みなさんも知っていると思います。
そんななかでも特に10代、20代は太陽の下にさらされる時間が多いのも事実です。
中学、高校生活では、部活動に体育、応援などの野外活動があります。
大学、専門学校では、ゼミやサークルで外に出ることが多く、お友だち付き合いで、夏は海やプール、冬はウインタースポーツと、紫外線だらけ。
そうそう野外コンサートや野外ライブや野外フェスティバルもありますね。
就職したところでビルの中だからと思っていると、営業や外回りは新人の仕事、ちょっとした使い走りだって新人の仕事です。
そんなわけで、やっぱり10代、20代はいつの間にか紫外線にさらされているのです。
そして、いつの間にかシミができているってことに。
紫外線をブロックする準備
本田圭佑がよく言っています。
「次の試合の準備」
そうです、準備が大切。
紫外線をブロックする物品を用意して、忘れないで何時でも準備しておくことが大切です。
忘れないように、家とカバンの中と、学校や会社の引き出し、部活の更衣室と生活の範囲にそれぞれ忍ばせておきましょう。
学校で日焼け止め塗るのは恥ずかしい?恥ずかしいことではありません。
会社や学校では、お友だちにも日焼け止めを塗ってあげましょう。
みんな忘れるんです。だから長く続けることが難しい。みんなで習慣にすれば声を掛け合うので忘れにくくなると思います。
紫外線をブロックする物品
→なるべく小さく折り畳めるものが望ましいですね。マスクは、清潔を保つためにジッパーケースに入れておく。
・日焼け止めクリーム
→日中暑くてクリームが溶け出さないようきっちり蓋を閉める。ジッパーケースにいれるとなお良い。
・保湿ローション
→ローションが漏れないようきっちり蓋を閉める。
保湿は日焼け止めクリームと同じくらい大切です。
生のお魚と干物の魚を焼くのとどちらが早く焼けるかと言えば干物ですね。
生のピチピチした切り身は焼けにくい。
干物にならないよう皆さんも十分保湿してください。
肌トラブルをちゃんと治そう
10代、20代では、お肌のお悩みが結構あります。
ニキビ、ソバカス、吹き出物、アトピー性皮膚炎、赤ら顔
などです。
もしかしたら、あなたは、
- 「仕方ない」
- 「お手入れ面倒くさい」
って思っていませんか。
それではだめです。思った今こそちゃんと治しましょう。
治しておかないと跡になり、シミの大きな原因になります。
また、もしかしたら違う病気かもしれません。
つるんとした悩みの無い肌は、見た目だけでなく健康で丈夫な肌なんです。
つるんとして傷がないからバイ菌を寄せ付けないのです。
これに対しどんなに小さくても傷があれば、たちまちそこからバイ菌は侵入してきます。
どこにも傷がない肌は、それだけで体の内側を守ってくれるカブトの役目をしているんですね。
肌トラブルの受診の仕方
例えば「みんなと同じようにケアしているのにニキビがひどい。」という人がいるとしましょう。
10代におこりがちですがホルモンが過剰に分泌されたりすることが原因になります。
これは、治療すればすぐによくなります。
目がよく見えなければ、眼鏡をかける。するとみんなと同じに見える。
と、同じようにニキビがひどければ、くすりを飲む。するとみんなと同じようにニキビが消える。
というように悪いところは早めに治してもらうことが大切です。
皮膚科に受診して必要であれば、「ホルモンかもしれないなあ。婦人科か内科だね。」と、紹介してくれるかもしれませんし、「胃腸が悪いのかなあ、肝臓かなあ。」と、消化器内科を紹介してくれるかもしれません。
早期に受診して早期に治療するそうすれば跡も残らずシミにならないでしょう。
痛くも痒くも無いけど、シミやソバカスで皮膚科に受診していいのかしら?
生活に支障のある悩みごとであれば、受診して悪いということはありません。
薬屋さんで買った薬で不満足であれば皮膚科を受診することもあります。お医者さんはお薬を処方するだけでなく、生活のための保健指導もしてくれます。
アトピー性皮膚炎で長く掛かり付けのお医者さんにかかっている人もいると思います。
アトピー性皮膚炎はアレルギーですから、喘息とも関わりが深くその為喘息治療が優先されがちで、発作がおさまっていればまあいいや。と我慢してお手入れまで行き届かない方も多いものです。男性なんかは特にですね。
でも、皮膚も大事にしなければならないんです。体の一番外側で戦っているのですから。
という訳で、アトピー性皮膚炎のかたは治療をやめずに続けていくことが大切です。
清潔な生活習慣
お顔を洗うことは誰でも実行していますね。お肌のトラブルを抱えた人なら、更にピカピカに磨いていることでしょう。
それだけでなく、清潔な生活が習慣になるように頑張ってほしいのです。
手・指の清潔
→正しい手洗いを身につけて実行しましょう。
・爪を切って短くしておく
→やすりをかけて皮膚を傷つけないようにします。ネイルのおしゃれを楽しみたい方は着け爪をお勧めします。
・顔に手をやらない
→いくら手を洗っているとはいえ、手は汚いものです。その事を忘れず手で顔を触らないことが大切です。
髪をまとめる
→顔に一番近いのが髪の毛です。そして最も多くの雑菌を運ぶのも無数にある髪の毛です。きちんとまとめることが大切です。
・前髪、脇の髪を処理する
→額(ひたい)にかかる前髪は、切るかピンで留めましょう。頭を振ると落ちてくる耳の後ろの毛もきちんとピンで留めるかゴムで結いましょう。
・髪をまとめるときは櫛を使う
→櫛(くし)を使うことでまとめた髪の頭皮への圧迫が均等になります。1日中引っ張られてストレスになる頭皮への負担を少しでも和らげるよう工夫しましょう。髪の毛を触った手は必ず洗いましょう。そのままお化粧してはいけません。
枕カバーの交換
パジャマのお洗濯はするけれど、枕カバーのお洗濯はどれくらいやってますか?
答えは難しいのではないかと思います。でも、寝ている間7から8時間も顔をくっつけているとしたらやっぱり清潔な方がいいですよね。
枕カバーを何枚も用意する必要はありません。フェイスタオルでいいんです。
肌トラブルがあるときは特に、フェイスタオルを毎日取り替えるようにしましょう。
忘れそうなうちは、枕元に何枚か置いておきましょう。
色素沈着の恐れのある化粧品を避ける
魅力的で印象的な眼差しは、やっぱり迫力あるアイメイクですよね。でも、色素沈着は避けたい。
そこで、色素沈着しないシミにならない工夫をしていきましょう。
→肌に直接色素が触れないように、基礎化粧、下地を十分に塗っておく。
・完全に色素を落としきる
→クレンジングと洗浄で汚れを完全に落とす。この時、マスカラの色素も忘れない。マスカラはお湯で落とせるタイプが便利。
・充分な保湿
→潤いを与えて肌ストレスをリセットする。
現在は、色素沈着しないという化粧品も出てきています。
それは肌へのリスクが減るかもしれませんが過信せず、あくまで化粧品は異物という考えを忘れないで毎日のお手入れを欠かさないでほしいものです。
家族との情報の共有
シミ対策の化粧品って高いイメージ有りますよね。そして、長くかかるし結果は不明瞭。
そこで、家族と協力体制を組むことを提案します。
シミの悩みは、大人になれば誰だって持つもの。年齢を重ねれば尚更です。
お父さんだって勿論、若く見られたい。だとしたらそれぞれが一人で抱え込むのでなく、情報を共有しましょう。
お母さんが「忙しい、忙しい」と言っていたら、余裕のありそうな時間を見計らって自分のお肌の悩みを出して、お母さんのお悩みも聞いてあげましょう。
- 「今度、化粧品買いに行こっかー。」
- 「化粧品やさんに、相談しよっかー。」
なんて話になるかもしれません。そこで、買ってもらうのも手ですね。
全くお化粧に無頓着なお母さんには、情報量のある皆さんからプチプラの日焼け止めのプレゼントなどが効果的ですね。
これを機会に、お化粧に興味を持ってもらいましょう。綺麗になりたくない人はいないんです。ただ、情報がわからなくてどうしようもなく諦めてしまう人多いのも実情です。
沢山お化粧品を持っていて、もて余しているお母さんには、整理してあげましょう。そしてついでに貰っちゃうのも良いでしょう。
シミを予防改善するための栄養
野菜、果物、豆、海藻、魚、肉
これらがシミの予防と改善に良いのは分かっているけれど、どれもみんなすぐには食べられないと気づいていましたか。とっても不便。
一方で、加工品はなるべく避けましょう。
分かっているけれど、お腹が空いたら手っ取り早く食べたいじゃないですか。だからやっぱり今日もチョコやおせんべいをボリボリしちゃうんです。
食生活を変えましょう。なんとか変えていきましょう。
2つのコツがあります。
急激な血糖値の変化を避ける
まず、急激な血糖値の変化を避けて、空腹でも我慢できる状態にするのです。甘すぎるもの、塩辛いものを避けて薄味にする。低GI値の食品を選びましょう。
それでも、心配で間食が我慢できそうにない人は、牛乳やタッパーウエアにいれたナッツ類を準備しておく。これを習慣にするときちんとした食生活が出来てきます。
体にいい料理を食べる
次に、やはり、体に良いものを料理しましょう。料理ができない人も体のためにできるところからやってみましょう。迷ったらまず、スーパーにいきましょう。
スーパーは皆さんの第2のお母さんです。食べたいもの何でも揃えています。
でも、体によくないものは素通りして買わないこと。
・揚げ物
・炒め物コーナー
などは極力避けましょう。
油は、魚や肉、オリーブオイルやココナツ油などから摂るようにしてそれ以外は極力避けることが大事です。
お総菜としてお勧めは、塩味のやきとり、ローストビーフ、サラダチキン、お刺身、焼き魚など、素材そのものをあまり濃くない調味料で味付けしたものです。
お料理するならその事を参考にしてレンジで作るなど、素材さえ良いものであればあまり複雑ではない筈です。
お料理の初心者さんにお勧めなのが、レモンの輪切りの蜂蜜漬、ニンジンや大根赤ピーマンを細切りにして簡単酢で漬けたピクルス。
人参は細切りにしたものを納豆昆布で漬けて置くとご飯のお供になります。刺身が余ったら、オリーブオイルとにんにく塩こしょうでレンジで加熱するとアヒージョになります。
是非色々やってみてください。美味しく食べて綺麗になるって楽しいことです。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
10代、20代のシミの原因と正しいスキンケアについてご紹介しました。
・肌トラブルは早期に治療する
・清潔な生活習慣
・色素沈着から肌を守る
・家族とシミ対策の情報を共有する
・食生活の改善
もし、よろしければ生活に合わせてお試しください。