キュッとしまったお尻は女性の憧れ。ヒップラインが美しいとスタイルが良く見え、脚長効果が絶大で、どんなファッションも着こなせます。
そんな誰もが羨むお尻を手に入れるには、どんな方法があるのか気になりませんか。
この記事では、お尻痩せとその具体的な方法についてご紹介いたします。
- 「ダイエットをしてもお尻が痩せない」
- 「キュッとしまった小尻を手に入れたい」
など、女性なら誰でも一度は感じるお悩みなのではないでしょうか。
持って生まれた体質はあるものの、美しいヒップを手に入れるには、毎日の習慣の見直しや日々の努力が不可欠です。
そのために、どんな具体的なお尻痩せの方法があるのか一緒にみていきましょう。
お尻が痩せない&たるむ原因とは?
まだ10代の頃は、ピンと張っていたヒップが、20代から30代へと年齢重ねるうちにたるみ贅肉がついた、ダイエットしてもお尻が痩せにくいという女性の悩みをよく耳にします。
日頃から歩き方やお手入れに気を使っている方の中にも、加齢によりヒップラインが下がったと感じる方は多いようです。
お尻の贅肉やたるみの原因は、大きく分けて3つあります。
2.骨盤の歪み
3.脂肪がつく
が主な原因です。同時に加齢により、肌のハリや弾力がなくなるため、重力に負けてたるみを引き起こすため、どんどんお尻が大きくなってしまいます。
お尻が大きくなる原因1:加齢や運動不足による大臀筋の衰え
加齢や運動不足により大臀筋が衰えることにより、筋力が低下します。
そのため、代謝が悪くなるため、脂肪がたまりやすい状態、つまりお尻に贅肉がつきやすい状態になってしまうのです。
昔は運動部で引き締まったお尻だったのに・・・というお悩みを抱えている方は、運動を辞めた、運動不足になったことでお尻が大きくなったと考えられます。
このケースの場合は、運動と脂肪の除去によるお尻痩せがおすすめです。
お尻が大きくなる原因2:骨盤の歪み
骨盤の歪みもお尻が大きくなる原因の一つです。
骨盤が歪むことで、腰回りが大きくなり、お尻も大きくなってしまいます。
骨盤の歪みの原因は、普段の姿勢や立ち方、座り方、歩き方など日常の習慣によって引き起こされます。
姿勢をよくする、歩き方に気をつけるなど、日々の習慣を見直すことがお尻痩せへと繋がります。
お尻が大きくなる原因3:脂肪がついた
体重の増加、カロリーの摂りすぎにより脂肪がつくケースもあります。
何らかの理由で代謝が低下してしまい、脂肪が燃焼しにくいことにより起こります。
このケースの場合、代謝を上げることや、運動や食事制限により、お尻痩せの効果が期待できます。
お尻が大きくなる原因4:生活習慣のみだれ
お尻が大きくなる要因について触れてきましたが、どれにも当てはまらないのにお尻が痩せないというケースの場合は、生活習慣のみだれが原因の場合があります。
・片足に重心をかける癖がある
・猫背になりやすい
・足を組む
・デスクワークなど長時間座る
・冷え性
のどれかに当てはまる場合は要注意です。特に夏は暑いからと入浴をせずシャワーで済ませる女性が多いと思います。
暑さを感じていても、エアコンの冷房で体は冷えていることが考えられるため、夏でも入浴はした方がいいのです。
お風呂に入って、体を温めて新陳代謝を高めましょう。
最短で叶える!お尻痩せのための具体的な方法
ここからは、最短で効果を感じられるお尻痩せの方法を見ていきましょう。
自分がどの原因に当てはまるのか、お尻が痩せない、痩せにくい理由と照らし合わせながら、いくつかの方法を組み合わせるのもおすすめです。
具体的なお尻痩せ方法1:ウォーキングやランニング
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、ダイエットにも効果的で脂肪の燃焼を高めます。
歩き方や走り方に気をつけることで、骨盤の歪みを矯正し、お尻痩せに繋がります。大切なのは、歩幅と呼吸法です。
歩幅を大きめにしながら、ウォーキングならば1.5から2倍の速さ、ランニングならば1キロ6分程度を意識しながら行います。
呼吸は、口から吐いて鼻から吸うことを意識します。
どちらも足元に視線を落とさず、しっかりと前向いて行いましょう。
姿勢が正されることで、骨盤の歪みが解消され、ヒップアップが叶います。早い人は1ヶ月前後で効果が現れます。
具体的なお尻痩せ方法2:骨盤エクササイズ
お尻が痩せない多くの原因が「骨盤の歪み」です。多くの骨盤の歪みは、生活習慣により引き起こされるため、ストレッチで改善することが可能です。
ストレッチの方法はいくつかありますが、口コミで効果的と言われている方法を2つご紹介します。
- 足の指を外に向け、左右の足をクロスして立ちます
- そのまま屈伸運動を8回行います(膝が軽く曲がる程度で10cmほど下げればOK)
- 膝を伸ばし、お腹から5回息を吐く
- お尻の穴に「キュッキュッ」と2回力を入れます。
1から4の動作を1セット(15秒)として、左右の足を組み替え、1から4の動作を繰り返します。
テレビ番組「バイキング」で紹介された内容ですが、効果が出にくい男性が2cmもお尻を小さくすることに成功しました。
即効性は期待できますが、お尻痩せを持続するためには日々続けることが必要です。
- 膝を直角に立てて座り、足は腰幅よりやや広めに開きます
- 両手はお尻より後ろにつき、上体を支えます。
- 姿勢はそのままで、左足を動かし、右ももの上に左の足首を載せます。
- 左の股関節をしっかり開きます。
- この姿勢のまま、お尻や腰ののびを意識しながら、上体を脚の方へと倒します。(背中が丸まらないように意識すること)
- この姿勢を10秒キープします。
反対側も同様に行います。
この方法は早い人で3日、1週間程度で効果を実感する方が多いようです。
骨盤が引き締まるので、1回でも効果を感じる方が多く、続けることで小尻効果が期待できます。
具体的なお尻痩せ方法3:筋トレによるお尻痩せ
筋トレによるお尻痩せも効果的です。自宅でできるスクワットもありますが、トレーナーに教わるヨガやコア、加圧トレーニングなどのトレーニングは即効性があり、効果が持続しやすいのでおすすめです。
とくに女性のトレーナーは、女性の身体をよく知っているので、プリッとしたお尻になるために特化したプログラムを売りにしているクラスもあり、体幹を整えながら、正しいポーズや姿勢による筋トレをすることでお尻痩せ効果が高まります。
時間がなくトレーナーにつくことができない場合は、スクワットやバランスボールで筋力をつけ、体幹を整えることでお尻痩せが叶います。
具体的なお尻痩せ方法4:美容器具によるお尻痩せ
美容器具によるお尻痩せは、骨盤枕や骨盤ベルトなどがあります。
骨盤枕はバスタオルなどをくるくると巻いて作り、お腹や腰の下においてエクササイズを行います。
色々な方法があるのでネットで検索するなど、自分にあったエクササイズを取り入れましょう。おすすめの方法を一つご紹介します。
- 床にうつ伏せになり、恥骨の下に骨盤枕を置きます。
- 片足を曲げて、かかとを太ももにつけるようなイメージで3から5分キープします。
- 膝を伸ばし、脚が上がるところまで上げて10秒間キープします。左右で同じ動作を繰り返します。
- 最後は両足を一緒に曲げ、ふくらはぎが太ももにつくように膝を曲げて足を引き寄せ、3から5分キープします。
この骨盤枕を使ったストレッチは即効性が高く、効果が出やすいのですが、腰に負荷がかかるので、痛みや無理な体勢で行うと効果が期待できません。
自分の身体と相談しながら、行うようにしてくださいね。
具体的なお尻痩せ方法5:エステによるお尻痩せ
運動も苦手、ストレッチも続かないという方は、エステに頼るのも一つの方法です。
エステは、たくさんの女性の施術に基づくデータや、プロの技術によるマッサージや骨盤矯正など、お尻痩せのプロフェッショナルです。
色々と細かい費用や努力を重ねるのが難しいと感じたら、ある程度のコストは覚悟の上でエステに通う方が、早くに効果が期待できるかもしれません。
また、プロならではの視点で気がつかなかった問題点に気づくことができ、結果的にお尻痩せにつながるケースも考えられます。
具体的なお尻痩せ方法5:生活習慣を見直す
色々な方法をご紹介してきましたが、いくらエクササイズや筋トレを続けても生活習慣が乱れていたままでは、効果が半減します。
生活習慣を見直し、いかのことに気をつけるだけでもお尻痩せの効果は確実に上がります。
・空き時間や電車移動の時に、お尻にキュッと力を入れる
・歩く時もお腹をしめ、肛門を締める
・姿勢をよくする
・背伸びをする
・身体を冷やさない
どれも簡単にできることばかりですが、心がけ次第で確実にお尻痩せが叶います。ぜひ試して見てくださいね。
理想のお尻のサイズとは?
最後に、お尻痩せについて色々な方法をご紹介してきましたが、実際に理想のお尻のサイズとはどのくらいなのでしょうか。
個人差もあると思いますが、サイズの目安として一般的な数値を覚えておきましょう。
理想のお尻のサイズは、
理想のお尻のサイズ=身長(cm)×0.53
で、算出できます。もちろん、ヒップの位置や形によっても印象が変わるので、あくまでも目安としてですが、自分の今のサイズと比較して目標を立てることもお尻痩せへの近道です。
ぜひ、ご自身にあった方法でお尻やせを叶えてくださいね。